英検といえば公益財団法人「日本英語検定協会」が主催する英語試験。
「日本人による日本人のための英語テスト」でありまして、人気は幅広く、中学から高校、さらに大学、社会人までもが合格を目指して学習しています。
試験に申し込んだら、合格を目指して学習しますが、対策でぜひともやっておきたいのが、
過去問演習です。
過去問を解くことで、どのような出題形式をインプットできることはもちろんです。
それに加え、決められた形式で英語を適切にアウトプットする力も身につけられますね。
また、申し込む前に難易度を確かめる用途でも、過去問は有効でございます。
英検の過去問、無料でもらえるじゃん
なんと、なんとですよ?
その試験勉強に超有効な過去問は、
英検公式サイトで「無料にて」公開されているのです。
こちらの「英検公式ページ」によると、次のように書いてありますね。
各級の試験内容と、過去1年(3回分)の過去問をご紹介します。
英検へ挑戦される前に各級の出題内容をご確認のうえ、級レベルの確認や力試しにご活用ください。
過去1年分(3回分)のテストが、1〜5級まで全て「電子データ」で公開されています。
具体的にいうと、
- 問題冊子(PDF)
- リスニングの音源原稿(PDF)
- リスニング音源(MP3)
- 解答(PDF)
が公開されています。
例えば2020年第2回の検定まで終了している時期でしたら、過去3回分1年間の過去問が公開されていますので、
- 2020年第2回
- 2020年第1回
- 2019年第3回
の過去問が公開されているわけ。
そして、時が経ち2020年第3回の検定が終わりますと、今度は2019年第3回の過去問が閲覧できなくなり、代わりに
- 2020年第3回
- 2020年第2回
- 2020年第1回
という3回分の過去問を閲覧できるのです。
このように「入れ替わり立ち替わり」「過去3回分」という縛りはある点だけ、ご注意ください。
英検の過去問を無料で取得する方法
過去問の閲覧方法は簡単です。
こちらのページに飛んで、級数を選びます。

〇級の過去問・対策
をクリックすると、

次のように過去3回分の過去問データ、ならびにリスニング音源の音ファイルをパソコンやスマートフォン上にダウンロードできます。

いやあ、すごい。
英検がこれほど太っ腹な検定試験とは知りませんでした。
問題も答えも音源までついているではありませんか。
ぶっちゃけこの公式の過去問があれば、試験対策できます。
無料で金をかけず合格を目指したい方は公式の過去問リソースを活用しましょう。
しかしながら、です。
それじゃあ、本屋で売っている市販の英検過去問題集は意味がない「スクラップブック」なのでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。
なぜなら、英検公式の過去問では「解答のみ」で、解説が付随していないからですね。
公式の過去問で演習する際、わからない問題ができても、正解がわかるだけで、なぜそうなるかまでは教えてくれません。
そのため、しっかりと基礎から固め、自分の英語能力を高めつつ英検を突破したい方は、市販の解説付きの過去問題集で鍛え上げることをおすすめします。
一方、ある程度英語力に自信があり、
「本番前にテスト形式を知りたい」
という用途でありましたら、無料の英検公式の過去問で十分です。
ご自身の用途に合わせ、英検公式の過去問リソースを活用してみてください。
それでは!
Ken
TOEIC L&R 950点、TOEFL iBT94点ぐらいの英語オタク。
10年英語を勉強して何も話せなかったのでアメリカ留学を1年経験してきました(
詳しくはこちら) LINEで英語学習に役立つ情報をお届けします!
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