【洋書多読】『Into the Planet: My Life as a Cave Diver』を読んでみた




 

朝の多読教材に今回選んだのが『Into the Planet: My Life as a Cave Diver』という本です。

「Cave Dive」というめちゃくちゃ深いところにある洞窟に潜る冒険的なダイバー「Jill Heinerth」さんが書いた書籍です。

いわば彼女の人生で起きたことを時系列で語っていて、伝記、自叙伝に近いですね。

2019年12月に読み始め、読み終わったのが2020年6月で、読み終わるまで半年かかりましたね。

 

この書籍を読もうと思ったきっかけは、毎朝聴いてるPodcast「Fresh Air」で著者のJill Heinerthのインタビューがあったからです。

なぜ危険なCave Diveに挑戦し続けるのかをポッドキャストで聞いたことをきっかけに、著作にも興味を持ったのです。

Jill Heinerthさんは超高学歴。

高級取りのデスクワークをしていたのですが、心機一転、自分がやりたいことに挑戦するためにDiveの道へ進むことを決めて、これまでのキャリアをすべて破棄。

ダイビングショップを手伝いながら、仲間たちと潜り続け、やがてはダイビング中の映像を撮影する映像クリエイターとして活躍するようになりました。

その彼女の経験、体験談が時系列でこの書籍では語られてるんですね。

 

  • 泥棒に入られた話
  • 夫との出会い
  • 仲間の死
  • 自身のトラブル(減圧症にかかる)
  • 南極での氷河の下の撮影プロジェクト
  • ドローンによる洞窟マッピングプロジェクト
  • そして離婚と再婚

 

などなど。

いやあ、本当読み応えがありました。

 

このように1歩間違えれば死が待っているCave Dive。

なぜこれほどまでに彼女は挑戦的なのでしょうか?

Were we certain? No. Would it be easy? No. Would it be safe? No. But that’s why it’s called exploration. If it were a sure thing, there would be no point in going.

Heinerth, Jill. Into the Planet (p.175). Ecco. Kindle 版.

 

彼女いわく、それは彼女にある遺伝子「7R」に起因すると言っていました。

For me, the 7R gene expresses itself in my love of learning. I despise the status quo and seek change and improvement in myself and in the world.

Heinerth, Jill. Into the Planet (p.235). Ecco. Kindle 版.

 

この遺伝子があると好奇心が旺盛で、学習曲線を求め、刺激・挑戦を人生で求めるようになるのだとか。

I need learning curves, stimulation, and challenges in my life.

Heinerth, Jill. Into the Planet (p.235). Ecco. Kindle 版.

 

好奇心旺盛で冒険的な女性ですが、あまりにもCave Diveが危険すぎて、周囲の人からは「死の願望」があるとさえ思われるようです笑

WHEN I DESCRIBE the act of cave diving to most people, they think I have a death wish. Why would anyone want to spend all their spare income to enter a world of complete blackness where a single mistake could leave you dead?

Heinerth, Jill. Into the Planet (p.234). Ecco. Kindle 版.

 

実際に書籍でも彼女の多くの仲間がダイブ中に命を落とした出来事が描かれていて、とてもじゃないですが自分だったらこんなに「死と隣り合わせの冒険」に長年挑戦し続けることは不可能。

そしてJill Heinerthさんのすごいところは、死を恐れないだけではなく、その洞窟に閉じ込められて亡くなった仲間をの遺体を救出するために潜ることもあったのだとか。

本当、Jill Heinerthさんは超人ですね。いい意味でぶっ飛んでます。

 

この本を読むまでは、「ダイビング」と聞くと「レジャー」を想像していて、水中の熱帯魚と戯れて綺麗な写真を撮るものだと思っていました。

しかし、こんなにもストイックで冒険的で、命を賭した「Cave Dive」という世界があるのかと視野が広がったのは間違りありません。

 

多読の観点でいうと、わりと難易度は高め。

なぜなら、彼女がカナダ人で、カナダ英語を操るからです。

アメリカ英語とは使う語彙が異なり、おそらくイギリス英語寄りの語彙を使ってくるので、アメリカ英語を勉強してきた僕にとっては難解でした。

そのせいもあって、読み終わるまでに半年かかりましたからね。

レベル的には多読に慣れてきた中級者の方におすすめです。

英語力を鍛えると同時に視野を広げたい方はねぜひ取ってみてください。

 

それでは!

Ken




TOEIC L&Rリスニング満点ガイドブック

TOEICのリスニングを苦手としている方におすすめです。リスニング265点だった著者が満点495点をとれるようになった勉強法を紹介します。




コメントを残す