在日韓国人一家の生き様を描いた「Pachinko」は洋書の多読におすすめ




Pachinkoという洋書を読んでみた

どうも、Kenです。タケ、伸ばしてます。

 

毎朝、起きてから一番初めに読む文は「英語」

という日課を続けていて、キンドルペーパーホワイトで洋書を読むのが習慣になっています。

先日、半年間にも及ぶ継続的な朝読書の結果、

Pachinko

を読破しました。

朝にちょくちょく読み続けて、6ヶ月ぐらいかかったと思いますね。

意外にも壮絶なストーリーでやっと読めた・・・・

今日はせっかくなので「Pachinko」という小説を簡単に紹介します。

 

Pachinkoとはどんな小説なのか??

アメリカ人(韓国系)の小説家 Min Jin Leeさんによって書かれた小説です。

2017年の「National Book Awards for Fiction」という賞でファイナリストに残ったほどの実績で、なんかのニュースでちらっと見かけたのをきっかけにこの本を知ることになりました。

お話はずばり、

在日韓国人の一家の生き様。

時代は太平洋戦争前から2000年の現代までで、在日韓国人一家の人生を壮大なスケールで描いています。

英語が比較的簡単で読みやすく、さらに日本が舞台になっていて、情景を想像しやすいのが助かりました。

Pachinkoは英語学習の教材にはぴったりでしょう。

 

 

Pachinkoのあらすじ

簡単にPachinkoのあらすじも触れておきましょう。

※ネタバレせずに読みたい方はちょっと注意

 

時代は1930年代だったと思います。

まだ朝鮮半島が大日本帝国の植民地だった時代。

 

韓国のとある村に「Sunja」という少女が生まれました。

Sunjaは「Boarding House」という肉体労働者が宿泊する施設を母親とともに切り盛りしていて、貧しい生活を送っていました。

そこに「Hansu」という韓国の金融業を営むリッチな男性が現れます。

そのHansuはSunjaを好きになってしまい、アプローチしてついに結ばれてしまいます。

しかも、Hansuの子供を身ごもってしまったのです。

 

しかしながら、このHansuという男は結婚済み。

日本に家族がいるらしく、Sunjaを「愛人」として迎えようとしました。

しかし、Sunjaはその道を選ぶことを拒否。

韓国では愛人になると、一生恥ものとして生きることになるからです。

それ以降、Hansuと会うことはありませんでした。

 

そこへ「Isak」という良家で育った 牧師の青年がBoarding Houseにやってきました。

ただ、身体が弱く、病気を持ち。

血を吐いたりしていました。

 

そのIsakはSunjaを見ると、彼女が妊娠していることに気づき、Sunjaの母親に

「自分が結婚することでSunjaが恥ものになることを阻止したいんだ」

と願いでました。

 

SunjaはIsakと結婚することになり、彼らはより良い仕事がある日本へ移住することにしました。

日本にはIsakの叔父とその妻がいたので、彼らのもとに身を寄せることに。

・・・・続く

 

とまあこんな感じでストーリーが進むのですが、SunjaとIsakが日本に移り住んだあとに太平洋戦争が始まり、住んでいた大阪が空襲にあって大変なことに・・・・・

もうここから先は読んでください笑

 

では、なぜ、小説のタイトルがPachinkoなのか??

それはSunjaとHansuの子供が産まれ、さらにSunjaとIsakの子供も生まれ、その子供たちが大人になったとき、タイトルに納得するでしょう。

韓国で生まれ、日本で育った一家の歴史が小説でリアルに描かれています。

 

小説Pachinkoを読んだ感想

この小説を読んで、

在日韓国人と呼ばれる人々がどういう経緯で現在に至ったのか納得。

あと、終戦後の今も続いている日本での差別、不遇がめちゃくちゃリアルに描かれています。

日本に生きるものとして、今も残り続ける問題に対し、ストーリーで向き合えたのは良い機会でした。

 

在日韓国人を描いた小説といえば金城一紀さんの「GO」がありますよね?

現代に生きる強くてかっこいい在日韓国人男性の話ですが、あくまでも「現代のみ」に焦点を当てています。

 

一方、Pachinkoはもっと長いスケールで、在日韓国人の生き様を描いています。

またGOとは違う視点で楽しめるのですね。

しかも、割と平易な英語で書いてくれていて、かつ、舞台が日本・韓国で想像しやすいので日本人には読みやすいでしょう。

多読教材を探している方はぜひ読んでみてください。

 

それでは!

Ken




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