TOEIC Part 1の正解率はアビリティメジャードのどの項目に反映されるのか?




 

TOEICのテストスコアが返ってきたらやっておきたいこと。

それは、

スコアシートの「ABILITIES MEASURED(アビリティメジャード)」を確認することです。

「アビリティメジャード」とは、TOEICスコアシートの最下部に設けられた項目で、

リスニングとリーディングで5項目ずつ正答率を教えてくれるやつですね。

 

具体的にいうと、アビリティメジャードは次の項目から構成されています↓(公式ページ)。

リスニング

  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
  • 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
  • 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
  • フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる

 

リーディング

  • 文書の中の情報をもとに推測できる
  • 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
  • ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
  • 語彙が理解できる
  • 文法が理解できる

このパートを見れば、各Partがどれくらいの正答率だったのかをチェックできるのです。

 

それじゃあ、リスニングのPart 1の正答率はアビリティメジャードのどの項目に反映されるのでしょうか?

 

ズバリ言ってしまいましょう。

これです↓

短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

なぜなら、次の2つの理由があるからです。

まず1つ目は、Part1では短いアナウンスしか流れてこないことが理由として挙げられます。

この時点で、アビリティメジャードのうち、

  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

のいずれかに絞られます。

 

そしてもう1つ重要なのが、

Part1では推測すべきことは何1つないということ。

写真を的確に描写している選択肢を選ぶだけでいいんです。

つまり、短いナレーションの詳細さえわかっていれば正答できる問題しか出題されません。

 

したがって、TOEICのリスニングPart 1の正答率は、

アビリティメジャードの「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」に反映されるのです。

 

ただし、この項目には、Part2の一部の正答率も含まれます。

なぜなら、Part2の中でもPart 1と同じように、

短い会話の詳細さえ聞き取れれば解答できる問題が含まれているからです。

 

ご存知の通り、Part 2の問題には、

  1. 詳細が聞き取れるのと正答できる問題
  2. 詳細を聞き取れても推測しないと正答できない問題

の2種類が存在しています。

 

「詳細さえ聞き取れるば正答できる問題」は主にPart 2の前半で出てくる難易度が低いタイプで、この正答率はPart 1 と同じ、

短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

というアビリティメジャードの項目の正解率に含まれるんですね。

例えば、Part 2 のある設問で、

Who drank my milk?(私のミルクは飲んだのは誰?)

という質問があったとしましょう。それに対して、

Bob did.(ボブだよ)

と答えている選択肢が正解だとしたら、これは

短い会話の詳細さえ聞き取れれば正解できるストレートな問題に該当します。それゆえ、この問題の正答率は、

短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

に反映されるのです。

 

一方、

Who drank my milk?(私のミルクは飲んだのは誰?)

という問いに対して、

That was so fresh.(あれすごい新鮮だったよ)

と答えている問題があったとしましょう。

この場合、選択肢の英文から話者の意図を推測しなければ正答を導けません。

 

あれすごい新鮮だったよ

↓↓↓↓

(鮮度を知っているということは飲んだ)

↓↓↓↓

(ミルクを飲んだ犯人は俺だよ)

 

のように、発言から推測しないと正解を選べません。

このように、推測が1枚噛んだPart 2の問題は、

短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

という項目ではなく、

短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる

に含まれるのです。

 

したがって、いい感じにまとめると、

TOEICのリスニングPart1の正答率はアビリティメジャードの「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」という項目に反映されます。

これにはPart 2の中の簡単な問題の正答率も含まれるので、一概にも100パーセントをPart 1の正答率とは言えません。

 

しかし、TOEICのスコアシートを見てアビリティメジャードの「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」が100%ではないときは、Part 1でも取りこぼしがあることを疑ってみましょう。

 

ETSにきいてみた

ただし、ここまではあくまでも僕の独自の見解なので、真実かどうかは定かではありません。

そこでTOEICを日本で運営しているIIBCにPart 1が反映されるアビリティメジャードの項目について問い合わせてみました。

スコア結果のアビリティメジャードについての質問です。
Part 1 の正答率はどの項目に当てはまりますか?
Part 1 は推測の要素がないので「短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる」のみに該当するのでは?と考えています。今後のテスト対策の参考にして頑張りたいので、どうぞご教授よろしくお願いします!

すると、次のような回答が!!

日頃よりTOEIC Programをご活用くださり、誠にありがとうございます。

Abilities Measured(項目別正答率)の各項目(リスニング・リーディング各5項目)は、
パートごとに分かれているのではなく、その問題の中で測られている能力に応じて
分けられています。

また、各項目に対して毎回均等となるように問題数は用意されておりません。
予めどの項目を何問ずつと決めているのではなく、先に200問の問題セットを
作成した後で、それぞれの問題がAbilities Measured の各項目のどれに
該当するかを調べていくため、結果として毎回各項目ごとの該当数は異なります。

またご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
何卒よろしくお願い申し上げます。

なるほど。

具体的にどのパートがどの項目に該当するのかを定めていないというわけですね。

まあただ、Part 1に限っては写真から推測する問題は出ないので

短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる

の正答率に影響すると思っていいでしょう。

 

それでは!

Ken

 

 

 




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